政府の専門家会議は19日夜に行われました。
感染が拡大している地域は自粛要請が必要か検討し、収束に向かっている地域はリスクの低い活動から徐々に自粛を解除するとした提言を取りまとめました。
感染が確認されていない地域では、学校での活動、スポーツ観戦、文化芸術施設の利用など、リスクの低い活動から実施して欲しいとしています。
大規模イベントについては、「慎重な対応が求められる」とし、開催する場合は主催者や参加者が注意すべき項目示し、対応できない場合は中止か延期をしてもらう必要があるとしました。注意すべき事項は、体温測定、症状の有無の確認、具合の悪い人は参加を認めない、感染が広がっている国を14日いないに訪れた人も参加を認めないという内容です。キャンセル代など、参加できなくなった人にも配慮した対応が必要になります。
大規模イベントの開催はしばらく自粛期間が続いていましたが、今後は経済破綻を防ぐためにも感染拡大地域と収束に向かっている地域の対応を分けて考えていくという見解です。
また、学校については感染が確認されていない地域では活動を再開して良いという意見がまとめられました。
これまで先が見えない状況でどうしようと思っていましたが、今回の専門家会議の新見解により、少し希望が見えてきました。
政府はこの会議の見解を踏まえて今後どうするか来週の早い段階で判断される予定です。
学校も早く再開できるといいですね。
感染者の多い北海道では3月19日で緊急事態宣言が終わりました。
感染は拡大していますが、外出自粛の効果が出たのか感染拡大率が穏やかになってきています。まだ感染拡大の解決はしていませんがこのままでは経済が終わってしまう危機感もあり、知事は今後は道民が一丸となってこの状況を乗り越えていく考えを示しています。自粛の要請は続いていますが少しずつ前に進んでいる感じがしました。
北海道小樽市にある「おたる水族館」では感染拡大の予防策を取った上で3月20日より今シーズンの営業を始めることになりました。イルカショーを当面中止するといった対策が検討されています。
大阪府でも感染拡大防止のため、20日からの3連休、大阪と兵庫間の不要不急の往来を控えるよう求めました。国内地域での往来の自粛は初めてですね。
まだまだ気が抜けない状況ですが感染拡大を防ぎながら通常の生活に徐々に戻していく方向で進めているのは良かったです。
来週の感染拡大状況と政府の来週の見解がどうなるか気になります。