「家族は仲良くいたい」というのが理想
嫁姑問題はよくあることで、お互い気を遣ったり遣わなかったり、上下関係を意識しすぎたり、性格や価値観の不一致などで生じる人間関係の悩みの1つでもあります。
できれば家族は仲良くいるほうが笑顔でいられる毎日を過ごすことができますし、仲良くいるほうが良いに決まっています。
ここではこれからご結婚される方にできるだけ嫁姑問題の原因を作らない過ごし方をまとめたいと思います。
思いやりは必要、がまんは不必要
嫁姑関係に限らず、人間関係全てに言えることなのですが、思いやりは大切です。相手を尊重した行動をしていくことでお互い感謝もできるし信頼も得ることができます。
良い嫁になるという考え方よりも無理していないありのままの自分でありながら相手を尊重した行動をとることは可能です。その方が自分が楽でいられます。どんな人も完璧な人はいないので良い人、いい嫁になる必要はありません。
ここでまず断言したいことは、我慢してはいけないということです。
我慢は恨みになってしまうのです。我慢をし続けるほど恨みの感情が心の深いところまできてしまいます。そうなるとなかなか抜け出すことができないのです。我慢しすぎると辛い状況からなかなか抜け出せなくなってしまいます。
我慢というのは言われたこと、されたこと、自分の考え方ややり方と違うこと等があっても自分の気持ちを伝えないで自分の中におしころしてしまうことです。良い人いい嫁でいる必要はないというのは、思ったことをがまんして言わないというのをやめるという意味です。
つまり、感情的にならず、冷静に自分の気持ちや感情、考え方を相手に伝えるということです。これには少し勇気が必要なので難しいと思う方は我慢する強さより、自分の気持ちを伝える強さを鍛えたほうが良いと思います。我慢から目を覚まし、伝える強さを鍛えていくと良いです。
ただし、何でも伝えることが解決ではないです。確かに我慢をするくらいなら伝えたほうが良いのですが、我慢しているということは相手の言動を受け止めすぎていて、問題視しているとも言えます。
相手に何を言われても傷つくわけでもなく、我慢をしているわけでもなく、何を言われても笑顔でさらりと交わせるというのが人間関係での一番理想の境地なのかもしれません。気にしない感覚も同時に鍛えていきたいものです。
家族はできるものではなく作っていくもの
夫婦は血がつながっていないです。夫婦の両親とも血はつながっていないです。
婚姻届を提出した日からお相手と家族になり、お相手の両親も家族になります。
それは形だけと言ったら言い方が悪いのですが、つまり結婚した日がスタート地点でもあるということです。
相手や相手の家族を思いやり、いいことも悪いこともわかり合って日々過ごしていくうちに信頼関係を築き、時間をかけて深い意味で家族になっていくんだと思います。
お互いの価値観をぶつけあうのではなく、譲り合いながらお互いが納得できるまで話し合うことが大切です。
夫婦関係について書いてしまいましたが嫁姑関係も同じだと思います。
もし、お姑さんに受け入れてもらえないと感じている場合、それは自分ではどうすることもできないです。相手は変わらないし相手の行動は相手が決めることなので、相手が自分を受け入れるかは相手が決めることです。無理や我慢をしない範囲で自分自身がその都度楽しいと思うことや納得することを選択して過ごしていけば良いのだと思います。
まとめ
もし、今はうまくいっていなかったとしても、後から理解を示してくれることもあります。
ただ、良い関係でも良くない関係であったとしても、お互いが自分らしく過ごした結果そうなったのであれば、今の現状は正解なんだと思った方が良いです。
それ以上に夫婦がうまくいっていることが大切だと思います。夫婦である家族を大切にし、自分や自分を大切に思ってくれる人に目を向け大切にし、楽しいと思うことをどんどんやっていけたら良いと思います。