東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は6月1日、2020年東京五輪の聖火リレールートの概要を発表しました。今日発表された聖火リレーについてまとめたいと思います。
1. 「東京2020オリンピック聖火リレーイベント」で聖火リレーの概要が発表
今日6月1日がちょうど、2020年3月26日の聖火リレーの300日前なんですね。「東京2020オリンピック聖火リレーイベント」が開催され、このイベントには、東京五輪組織委員会の森喜朗会長や小池百合子都知事のほか、公式アンバサダーとして石原さとみさんや柔道で活躍された野村忠宏さん、射撃競技で活躍された田口亜希さん、お笑いコンビのサンドウィッチマンさんも出席しました。
サンドウィッチマンさんが公式アンバサダーに選ばれたことについてドッキリだと思ったそうです。
伊達さんが「こんな大役に選ばれるとは。好感度高いんだなと思った。好感度だけでここにいる。だからスキャンダルに気をつけたい」とコメントしていました。
この間、アメトークでも「サンドウィッチマン大好き芸人」というお題で番組やっていましたし、視聴者だけでなく、同じ芸人さんからも人気があります。サンドウィッチマンさんはさらに東日本大震災の復興に貢献されていますので、今回の聖火リレーも五輪復興を掲げているということもありサンドウィッチマンさんが選ばれたのも納得だと思います。
小池都知事は「聖火が、日本中の心を一つにして、2020年大会を盛り上げる希望の火になることを願っている」と述べました。
そして、イベントの中ではリレールートの概要や聖火ランナー募集について、聖火ランナーのユニフォームなどが発表されました。ユニホームは、白地に赤いラインが日本らしさもあり格好いいなという印象でした。
2. 各都道府県の聖火リレーの日数とルートについて
聖火リレーは全国47都道府県を121日間に渡って行われます。3月26日に始まり、東日本大震災で被害を受けた福島県にあるサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタート地点とし、7月24日に新宿区の東京都庁がゴールとなります。そして同日7月24日午後8時からの開会式で新国立競技場の聖火台で点火となります。
聖火リレーとはこれほど長く行われるものだと知らなかったので驚いたのですが、例えば2016年のリオデジャネイロオリンピックでは95日間で2万kmを1万2000人が走っていました。聖火リレーによってオリンピックが始まるまでに日本や世界からの関心がさらに高まりそうです。
各都道府県に割り当てられたリレーを行う日数はそれぞれ異なるようです。まず、東京都が一番多くて15日間、被災地の福島県、宮城県、岩手県が3日間、東京近郊の神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県も3日間、残りの道府県が2日となっています。
リレーは午前10時から午後8時まで行われ、翌日のスタート地点まで聖火は車両などで運ばれます。
北海道のルートについては、函館から札幌までのルートと、さらに旭川市、釧路市、根室市、稚内市、帯広市、富良野市内を走ることになっています。
具体的ルートは各都道府県が今後決定する予定です。
3. 聖火ランナーの募集
聖火ランナーの募集概要も公表されました。2008年4月1日以前に生まれた人とし、1人が走る距離は約200メートルで、ランナーの合計は約1万人になるそうです。
今年6月中旬から8月末にかけて申し込みを受け付けて12月以降に走者を決める流れになっています。
4. まとめ
聖火リレーは全国を走るので、オリンピックに行かないという方も聖火リレーは見に行きたいという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
聖火リレーを見てオリンピックがさらに盛り上がりそうですね。