これからの時代、終身雇用は限界と感じている?
トップ企業の日本自動車工業・豊田社長が
「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」
また、経団連の中西会長は
「正直いって、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです」
と、今後終身雇用を続けて行くことは難しいことを述べました。
雇用システムを議論し、来週5月22日結果を公表する予定です。
より良い雇用のあり方とはどのようなものなのでしょうか。22日の内容が気になります。
終身雇用制度が当たり前の時代は正社員として働き、年功序列のような形で長く務めるほど出世もして給料が上がり、定年退職したら退職金がたくさんもらえるというものでした。
ずっとこの職場で働けるとなるとやる気も出ますし、やはり安定という部分が大きなメリットですね。
デメリットとしては、若い時はどんなに頑張っても給料が少ないというところですね。しかし、認められたら何年かしたら出世できるし安心感はあります。
ということは、終身雇用ではない時代となると、実力の時代なのかもしれません。
年齢も関係なく、実力で仕事が続けられる、実力がなければ努力でカバーもできる、頑張っていたら認めてくれる。成果と仕事に対する姿勢によって評価される時代になるのではないでしょうか。
終身雇用は全てがそうとも言い切れませんが、年齢が上がるごとに知識と経験も増えるので伴った仕事量や責任を任されている場合は良いのです。
しかし、仕事が伴っていない場合、給料は上がる一方となれば企業としては辛いと思います。ただ、何年も1つの仕事を続けるというのも素晴らしいことなので難しいところです。
本当に仕事というのは起きている時間の半分または半分以上を過ごしていることになるので、雇用システムが変わると生活に大きな影響がありますね。
今まで長年働いていた人が急に雇用システムが変わったとしたらどうなるのでしょうか。急激な変更というのはないと思いますが、個人の個性や実力、アピールできるものが今まで以上に必要になってきそうです。
私個人としてはどのようなシステムになったとしても、頑張っている人や成果を出している人は評価してほしいです。年功序列は悪いとは思っていませんが年功序列の場合、長く勤めれば給料が上がるというのも大切ですが、仕事の成果なども今まで以上に汲んでもらえたらいいなと思っています。
年金の問題や70歳まで仕事をする時代とかも言われていますが、今まで以上に日本の職場環境や雇用精度が良い方向になると良いです。