「いきなり!ステーキ」が今客離れというのは本当?
いきなり!ステーキは気軽にボリュームのあるステーキを食べられるお店で有名で、大型ショッピングセンターのフードコートにもよく見かけますね。いきなりステーキというインパクトのある名前と、グラム単位で販売されていて弾きつけるものがあります。
2016年は約40店増え、2017年は約70店増と急激な拡大です。大量出店をされたこともあり注目されるようになりました。
2018年の春先までは好調が続いていたのですが、4月以降は客離れが顕著になっているのです。
これは仕方ないことではありますが、徐々に値上げをしてきたため、値段相応となりお得感が減ってしまったのも一つの原因にあるようなのです。
いきなり!ステーキのランチを食べに行った
いきなりステーキを食べに行ったのですが、ランチタイムだったのか、お店はとても混んでいました。
ランチはお得なメニューがありますね。ワイルドステーキ300gがライス・サラダ・スープがついて税抜1390円です。ボリュームがあり、がっつり食べられて、美味しかったのでこのメニューはお得でした。
また、ワイルドハンバーグ300gもライス・サラダ・スープがついて税抜1100円です。こちらもお得ですね。
感想ですが、ランチに関してはお得だったので、高いというイメージはありませんでした。お客さんもOPENしたばかりというのもあって、とても混んでいました。
ランチメニューはお得だったので、ということは、ランチ以外の通常のメニューが高いというイメージを持たれてしまったのかもしれません。
今ではハンバーグステーキレストランでも家族でゆったりした席で食べられるお店もたくさんあるので、家族のいる方はそのようなお店を選ぶのかもしれません。ただ、一人暮らしや友達同士など気軽に食べたいという方にはいきなりステーキはおすすめです。
いきなり!ステーキのビジネスモデルとは
いきなり!ステーキは高価な料理だったステーキをより多くの人に食べてもらうのをコンセプトとしており、原価率が50%以上という破格で提供しているそうです。
いきなり!ステーキは肉などの原価率が6割近くで提供し、お客様の回転率を上げることによって利益を確保するビジネスモデルなので、ゆっくり広いテーブルで食べたいなというお客さんを対象にはしていないのですね。原価率が高いのでそこを割り切っているのだと思います。一人でも気軽にステーキを食べに行ける場所があるのはありがたいです。
お客さんの回転数で利益を確保されているということは、客数が減少して売上げが下がれば、業績が悪化するリスクもあります。2016、2017年は大量出店しニューヨークにも出店し、さらに客足が低下しているのではないかと言われている中、2018、2019年それぞれなんと約200店舗の出店を目標としているので、いきなり!ステーキさんの勢いに圧倒されます。
まとめ
いきなり!ステーキが今年さらに店舗拡大を遂げようしている中、今客離れといわれているのは一過程にすぎないのかもしれません。
店舗拡大後もさらにお客さんが定着するといいですね。今後もいろんな地域で気軽に食べれるお店が増えるとうれしいです。